20230717 渋谷公会堂(LINE CUBE SHIBUYA)でのライブで機材を少し変えてみたので書き記しておこう。3~4年前位かな、大先輩の山木秀夫さんとお話させてもらったときに、ライブでPADを使っていると聞いて、PADの実際の使用に対してその精度とか、感覚とか、音とか、メリットが上回ってきているんだなと興味がすごくわいてきたんだけどなかなか実行には移せなかったんだよね、まずはスネアとキックのトリガーを試してみたんだけど、いつもPAさんにばっちりと作ってもらう音が気に入ってたし、実音とトリガーの音をミックスしようと思っていたけどなんか僕の場合は蛇足な感じが強かったからあきらめて、EADも試してみた。EAD自体は本当にすごい機材でびっくりした。もちろん使う人を選ぶとは思うけど、トリガーすることを考えたらとても簡単にセッティングできるし、マイキングができない環境でも力を発揮すると思う。自分的にはサポートの時とかに一定のモニタリングの環境を作れるということがすごく良いと思った。話がそれたけど、そんなこんなで今年の0604にTheBrowBeatの渋谷公会堂を見にいったときに、ドラマーのかどくんが出番前に今回のツアーはPADなんだといってて色々と話したんだけど、音とか楽しみでね、実際すごく良かったんだよね、出音はアタックもバチッとあってちゃんとタムとしての存在感もあって、これはやってみようかなという気持ちをかなり押してくれた。
そして本当はCRACK6のツアーで使ってみたかったんだけどバタバタでそれどころではなかったw。ツアーも終わってちょっとYAMAHAさんに相談しようと思ってお店のほうに行ったんだけど、ちょっと叩かせてもらったら本当に楽しくて注文しちゃいましたw。
渋公のリハーサルで初登場してセッティングは僕の場合は前にある2つのタムは問題ない。2つあるフロアタムが足で立っているのでここをタムスタンドにするだけであとは問題なくセッティングできた。
白いヘッドに黒いリムの太鼓が新しいタムです。タムはXP105T-XとXP125T-Xを2枚ずつ、今までは10.12.16.18というサイズだったんだけど10.10.12.12というサイズになったので、ちょっと広くなった感じするかな、ヘッドはTCSというラバーヘッド。メッシュヘッドのタイプもあったんだけど、僕にはかえりが良すぎてタムに戻った時に違和感出ちゃうかなと思ってTCSにしてみた。メッシュヘッドも気になるけどねw。音源はDTX-PROX。OUTPUTがstereo4つまで出せるものはこれしかないし、DTXを長く使ってきているので迷うことなく決めれた。実際にリハーサルではPAさんモニターさんと話し合って、音色、響き方、EQを何度も作り直したし、自分の感覚とPADの感度を合わせることにも時間がかかった。そうは簡単に行かなかったんだよねw。そりゃそうだね、何度もタムに戻ろうかと思ったけど、スタッフとも一緒にセッティングしてきた時間を無駄にできないし、今更戻したいとも言えなかったので、何度もトライしてリハの最終日には大満足のセッティングができた。PENICILLINチームに感謝です。
これからまだちょこちょこといじっていかないといけないんだけど、まずはお披露目だよね~。ん~・・・。かわいいというか、かっこいいというか、いい感じだな~。黒が混じっても違和感なくて気にってる。普段タムに立てているマイクが4本なくなると、それだけかぶりが少なくなったりもするし、位相も少しシンプルになるだろうしいいんじゃないかな~。
ただ叩き方はやはり全く同じというわけにはいかない、若干変わるところも出てくるけど気を付ければ何とかなる範囲かな・・・。あとPAさんと電気がないと音出ないからフレーズの確認とかわかりにくいw。
ドラムの台がすごく高くて気持ちよかったな~。台に乗ってるのはうれしいw。すごく満足のいく形になって当日もめちゃくちゃ気持ちよかった。みんなの声もよくきこえたし。31曲があっという間だったな。反動はいい感じだったけどw。タムに戻すときもあるだろうし、機材ってたのしいな。